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久しぶりに本のレビューとか。
評価:
シャロン モアレム,ジョナサン プリンス
日本放送出版協会
¥ 1,890
(2007-08-25)

一ヶ月放置していましたが、私は元気です。
本もぼちぼち読んでいます。

そんな中から一冊、感想を書きたいと思います。
「迷惑な進化−病気の遺伝子はどこから来たのか」
という本です。

私たちの遺伝子には、さまざまな危機的環境を生き延びてきた歴史が蓄積している。もしあなたが糖尿病なら、それはおそらく17世紀の短い氷河期に端を発している。急に訪れた極寒状況で、血糖値が高いために生き残った人びとの子孫であることを意味するのだ。−−異色の若手科学者による「楽しく読める」進化学。


↑はアマゾンより。

糖尿病という言葉を聞いたことがない人は、今の世の中居ないでしょう。そんな病気を引き起こす様な遺伝子が何故多くの人にあるのか?
上のあらすじに在るように、その理由は氷河期時代まで遡る。氷河期の食料が少ない時代、人間は少ない食料で血糖値を維持する必要がありました。そうできなかった人達は栄養不足で亡くなっていて、維持できる人が多く生き残りました。
現在の人間の体では、血糖値を下げるホルモンはインスリンの一種類しかありませんが、血糖値を上げるホルモンは数多くあります。
これが、氷河期時代の名残で、人間はなんとしても血糖値を維持したかったのです。逆に、血糖値を低くする必要は殆ど無い時代でした。
簡単に言うと、人間は低血糖では直ぐに死にますが、高血糖では直ぐには死なないんです。
そして現代では、食生活の変化や運動不足から、血糖値が高い状態が慢性的に続く為に、様々な疾病を引き起こしています。
全部の原因がそうだとは言いませんが、これは血糖値を下げる必要なかった時代、私達の先祖の名残なのです。

この本にも書いていましたが、遺伝子とは未来を決定するものではなく、その人の先祖がどの様に生きてきたかを示しているもの、らしいです。

他にも、鎌状赤血球についての有名な話も書いていました。
この鎌状赤血球症の人はあまり長生きすることができない?けれどもアフリカ等に多くいます。
これは何故か?
実は、この鎌状赤血球を持っている人は、マラリアにかからないのです。
マラリアは致死的な病気で、今でも多くの人が亡くなっています。
つまりマラリアで死ぬよりは長生きできるから、この鎌状赤血球症の遺伝子を持った人が今でも沢山生きているのです。

「30年後に必ず死ぬ病気を持つのは何故か?それは明日死ぬのを防ぐからだ」

たしかこんな感じの事が書いていました。本を開きながら書いてないので、正しくは無いでしょう。気になる人は、自分で読んでください。
とにかくまぁ、そういう事なのです。


この本を読み終わると、自分の中に延々と続いた人類の進化の軌跡があるのだという実感、自分もその脈々と続く流れの上に流されているのだという奇妙な浮遊感があり、そしてこの流れの先には何が在るのかぼんやりと想いを馳せたくなりました。
とにもかくにもいい本でした。



しかし、久しぶりに書くとあれだね、うまく文章が書けなかった。

| モノゴトについて思う所 | 22:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
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